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入れ墨とピアスと茶髪と

『タトウもピアスも茶髪もみんな体に悪いよ
肝炎や冷え症になりやすい弱い体になる』 ●出典(その185番)
それらに加えて、もう一つアルコールも加えておきたいが、
アルコールは体の内側から損なうものなので前の三つとはちょっと性質が違うか。

入れ墨は犯罪人に入れる印だから、芸術的なものは彫り物と呼ぶのだという人もいる。
洋物の柄のときはタトウと外国語で呼ぶようだが、和物の柄なら刺青でいいのだろうか。
親から貰った体を傷つけてはいけないという考え方が日本人にはあるから
多くの日本人はそれを見ると顰蹙するのである。臓器移植にもそれがあるのかもしれない。

少なくとも入れ墨をした人は大衆浴場には入れないということが暗黙の了解になっている。
北海道の小樽の銭湯で、ロシア人はお風呂の中での行儀が悪いので入浴お断りとしたら、
人権屋さんにそのことを非難されてそれを撤回させられたことがある。
その人権屋さんも入れ墨の入浴お断りには何にも言わないのである。言えないのである。

そのへんが日本人かどうかの分水嶺のようである。日本人は纏足、宦官、刺青をよしとしない。
食べ物を、体を温める温性のものと体を冷やす冷性のものに区別することがある。
アルコールは、飲むと一瞬体が温まるから温性かというと、実は冷性の飲み物なのである。
だから庵主が夏になると蒸留酒がうまいと感じるのはその本性によるものなのである。
by munojiya | 2009-08-19 01:06 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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