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090919 九十八円の発泡酒

スーバーやコンビニでは、
不況による生活者の困窮から低価格商品が求められるようになり、
その期待に応えるべく、従来は考えられなかった価格破壊商品が提供されるようになった。
酒税込みの発泡酒が100円を切って売られるようになったのである。

砂糖と水で作った酒税が掛かっていない清涼飲料水で゚さえ147円で売られているのに、
一缶(容量350ML)47円という税金を負担している酒がなんと98円で売られているのである。
どうやって造っているのかという疑問が湧いてくるのである。
いや、逆か。清涼飲料水がなぜ147円もするのか、の方を疑問とするべきなのかもしれない。

実は、100円程度の商品の値段は、そのほとんどが流通経費なのである。
原価などは只みたいなものだからである。
10円の商品を売っても、100円の商品を売っても、販売経費は変わらないのである。
流通業者の利益を考えれば原価に関係なくそれなりの値段を付けることになる。

流通業者が立ち行かなくなれば商品の販路がなくなるからである。商品とは流通の別名である。
イオングループで売っている発泡酒の「バーゲンブロー」は98円である。
それが存外飲めるのである。ハッタリのビア・リキュールよりは味がある。増しである。
原産国は韓国とあるが、いったいどうやって造っているのか好奇心が疼くのである。
by munojiya | 2009-09-19 00:33 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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