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091003 紙パック酒の誘惑

米だけのやさしい思いやり  ★★ [庵主注:このお酒は気になるので要銘記である]
奥日光 純米酒  ★★
淡麗・米だけの酒 那須高原の湯けむり  ★
富久水 米だけの酒 無添加(紙パック)  ★

清酒秋田の雪  ★
清酒 都ほまれ  ★
伝承蔵純米酒  ★
菊正宗 ピン淡麗仕立  ★

大関 のものも  ×
松竹梅 天  ×
黄桜呑  ×
日本盛 晩酌  ×  
 
白鶴まる○  ××
「酒界のジャクフード三増酒」の伝統を受け継いでいる紙パック酒の世界の趨勢だという。
身を挺してそれらにぶつかっていく使命感には特攻隊の精神を見るような思いがする。
俺がやらなきゃ誰がやる、である。その崇高な精神には深甚なる感謝を表するのである。

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参考(335番)
『甘口で香りがいい酒が好みなのだが、 菊水ふなぐちが自分の理想に一番近かった。
しかし、高くてうまいのは当たり前。そこから自分の旅は始まった。
最初は秋田の雪を飲み、甘口だったが安酒で体が受け付けず、ほとんど捨てた。

その教訓から醸造アルコールや糖類を使ってない安心できる酒だけをターゲットにした。
次に飲んだ酒は辛口で失敗。しかし、やはり米だけの酒は体に優しいと思った。
次に「米だけのやさしい思いやり」を飲んだ。はっきり言ってうまい!!!!
封を開けた瞬間に米の香りがふ~んと漂い、飲んだら甘口、スーッと体に染み透る。

菊水ふなぐちと味が似ている上級酒だったが、何と値段は2リットル850円。
何杯でも飲めてしまう。酔い心地もとても良く、ぐっすり眠れる。
次に酒飲みの友達にワンカップ大関や白鶴まるを初めとしたカップ物を片っ端から飲んで貰った。
結果、どれも似たり寄ったり、特別うまいものはなく、一番まずいのは白鶴まるだと言った。

まずい酒はどうも飲んでいて進まないと言う。
彼を含めた酒好きの友達二人に「米だけのやさしい思いやり」を薦めたら、
二人とも絶賛だった。(中略)
どうも「米だけのやさしい思いやり」は、世間から正当に評価されてない気がする。』

Commented by ある忠太郎 at 2009-10-12 09:44 x
米だけのやさしい思いやりは東京世田谷のどのスーパーでもメインで置いてある安くていい酒です。十分に評価されています。
醸造アルコール(じゃがいもやトウモロコシからつくったアルコール)は分子結合が強く肝臓で分解するには糖分、水分が多量に必要です。こういう混ぜもの酒は要注意。
私も冬は思いやり・・・です。
Commented by ものさがし博士 at 2009-10-13 20:02 x
それでも醸造アルコールを飲みますか・・の応援に。調べたらでてきた。

〔醸造アルコールとは何か〕
  醸造アルコールは、廃糖蜜(さとうきびから砂糖を精製した後の液体色は黒でかなりの残糖分を含む)を原料にアルコール発酵させた後、蒸留して純度を高めたものである。かつては、日本の工場で発酵工程も行われていたが、廃水処理規制が強化され、発酵廃液の海中への投棄が禁止されたため、現在では、他国から粗留アルコール(廃糖蜜由来の純度が低いアルコール)を輸入し、国内では蒸留工程だけが行われている。
〔醸造アルコールに良いものと悪いものがあるか〕
 基本的には純度以外、良いものも悪いものはないが、蒸留直後のアルコールは、非常にとげとげしさがあり、アルコール添加した場合、アルコール臭がきつく、味わいもきつさが目立つ感じがある。蒸留後十分時間が経過しているものは、比較的まろやかである。
by munojiya | 2009-10-03 00:24 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(2)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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