091123 正比例
というのが経験則である。つまらなくなるということである。だから暇つぶしにならない。
が、技術が進歩にあわせて正比例するものがあるという。
『薄型テレビが市場に浸透すればするほど、内容の薄い番組が増えていると思うんだ。』
笑い話の宝庫である駄菓子本(332番)である。
庵主も、昔はテレビの厚さが8センチを切ったら壁に掛けて楽しもうと思っていたが、
その中身もどんどん薄くなっていると人の噂に聞くに及んでテレビの夢は失せたのである。
うるさい色遣いの画面を見ていると目が疲れるようなってきたからでもある。
『地デジ普及阻害四天王 B-CAS等 制限のウザさ [文字通りカスなのが可笑しい]
性能に対して価格の高さ[内容に対してならもっと暴利]
テレビ内容の薄さ [TV局正社員の給料に反比例]
草薙CM [TV局も丸裸]』(同290番)379番拍手。
ひょっとして、TVの終焉も見られるかもしれない状況に向かっているようである。
テレビは20世紀の無線文化だったのかもしれない。それがネット文化に変わったのである。
技術が進めば進むほど精神性が劣化するものがもう一つ。
醸造アルコールの精製技術とそれを大量に混ぜて造る日本酒の味わいである。