091129 これも有名税
外国ではカルトとして一目置かれている創価学会のこれもその人気がありすぎるゆえの
有名税なのだろう。
人気があるものにはそれに反発する人が出てくるのである。
俺は大衆とは違うといううぬぼれからである。それをへそまがりともいうが。
みんながいいと言っているのだから、そのうえ俺もそれに加担するまでもないだろうという
醒めた立ち位置に身を置く人がいるということである。
世の中に100%いいというものがあるわけがないという知性によるのである。
どんなものにも当然なんらかの欠点があるはずだから、
その欠点と長所とを比較して利が多ければそれでも可とするのである。
少数派にも意地があるという判官贔屓である。弱者に付いてこそ男だという心意気である。
朱に交わって赤くなる気恥ずかしさでもある。
酒に交わって紅〈あか〉くなるのも気恥ずかしいのである。
すくなくとも、昼間から顔を紅くしているとみっともないとされるのである。
庵主が酒が苦手なのは、一滴(5ML)でも顔が紅くなるからである。
そして「越乃寒梅」や「久保田」なんかを無視するのは、つむじ曲がりだからである。