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091215 普天間基地移設問題の問題点

「沖縄にある米軍基地の移設問題」の問題点についてである。
八ッ場〈やんば〉ダムも話が出てから五十余年間に亘って計画が成就しないということで、
庵主はそれを無駄と見ているが、普天間基地の移設も傍から見ると似たようなものである。
緊急の必要性がない利権案件だということである。誰かが儲けるための計画である。

事件が起こったときは、それによって誰が得するかを見極めれば、
犯人はおのずと定まるということになっている。推理小説の約束事である。
戦後、日本酒にアルコールを添加するようになったのは誰が得をするためか。
純米酒の精米歩合の基準が廃止されたのは誰の利益を守るためなのか。犯人はそいつだ。

人は利で動くのである。それが自然なのである。素直な生き方といっていい。
人は理で動くこともある。それが損だと分かっていてもそっちを選ぶことがある。
理性を養うことを不自然な生き方だということは可能だろう。つむじまがりともいう。
で、普天間基地移転問題の最大の問題点はその移転先の地名なのである。

おめめパッチリの「おめめ」が九州の一部では口にするのが恥ずかしい言葉なのだという。
「割れ目」という言葉が口にできなくなった人がいるという話を読んだことがある。
卑語や差別語と並んで、もう一つ、口にしてはいけない言葉がある。“褒め言葉”である。
“すごい”お酒を造っている蔵元の目の前でいう「まずい」である。素直は有害なのである。
by munojiya | 2009-12-15 00:15 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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