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091218 おはぎ

『[2009年12月の]15日朝の新聞の折込広告を見ていたら、
「年金支給日におはぎをどうぞ!」というものがありました。
これまで見たことのない新鮮な感覚と同時に、年金を貰えないその日が来るまでは
「おはぎも食べれないほど貧しい暮らしなのかも」という想像も起きました。

いや、いまの日本の経済状況ではこれが正しいのかも知れません。』 ●引用元(反響の6)
という文章を目にした。文旨は今日の不況下の庶民の暮らしを嘆く方向に進むのである。
「年金を貰えないその日が来るまでは」の文意が庵主には理解できないが、
次の年金支給日が来るまでの間は、という意味だとして話を続けたい。

無理に解釈したら、「年金が貰えなくなる日、すなわち死亡するまでは」という意味に
なるが、死んでしまってはおはぎが食べられなくなるからずっと生きているものとして読む。
その文章を書いている人がいわんとすることは文意不明なれどなんとなく分かるのだが、
しかし、その文章を読むと、庵主の思いは別の方向に進んでしまうのである。

お酒とかおはぎなどは晴れの日の食い物なのだから、物日にだけ飲み食いするものである。
そんなものは常日頃から口にするものではないのである。
年金の支給日に長命を寿〈ことほ〉いでありがたくいただくものである。
毎日のようにそんなものを口にする生活は贅沢におぼれていると戒めるのである。
by munojiya | 2009-12-18 00:34 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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