人気ブログランキング | 話題のタグを見る

10-01-11 笑い話 爆笑フライト

窮状に陥っている会社のことを笑うのは不謹慎ではあるが、
また雇用の確保の観点からいえば金で済むことならそれで手当てすればいいとも思うが、
しかし、いまや笑いの宝庫となっているのを見ると中身が完全に腐っているということだから
もう引導を渡してもいいようである。損切りは逡巡すると結果的に無駄金を使うことになる。

JALである。その決算内容はほとんど詐欺同然の会社だったのである。
その決算書を通した監査法人は首を洗って待てといった内容なのである。これはひどい。
従業員の一人ひとりは優秀なのだろう。その責任感は日本人の誇りだという人もいる。
しかしそれが集まった組織が必ずしもまともに作動するものではないということである。

駄菓子本がJALネタで大いに笑わせてくれるのである。結論(その4番)は早い。
『これを潰したら銀行と株主と利用者(マイレージをもってる連中)と従業員と退職者が
涙目 これを存続させると、日本国民がわずかに涙目 どっちがいいのだろう。
なくなっても、飛行機は他の会社にして飛ばせば良いだけだから清算に問題はないのだが』

『企業再生支援機構は(中略)すでに資産査定に入っています。その結果、日本航空は、
[債務超過が]実質的には7000億円を超えていることがわかりました。』(1番)
そのことをこれまでは粉飾決算で株主を騙してきたようである。株主も馴れ合いだろうが。
実態を「本醸造酒」と粉飾しているのも似たようなものである。呑み手にばれたら怖いぞ。

-----

『10年前から債務超過なのに株を買った人哀れ。』(16番)
『自民政権公認国営仕手株』(28番)
『こないだは2500億円って言ってたじゃないか!』(36番) 
『一兆円超えそうな気がするんだが』(40番)[7000億円はもちろん甘い数字]

『債務超過なら当然
上場廃止になるんだろうな
東証はエコ贔屓すんなよ』(49番。語呂合わせなら死と苦であるのは皮肉かも)
当節はエコを声高に叫ぶのが正義だから、そのエコが通ったりして。

『債務超過7000億ということは帳消しするには
1年で7000億円超の利益を出す→ムリ
10年で700億円/年+利子分の利益を出す→ムリ
20年で350億円/年+利子分の利益を出す→ムリ

はい、算数レベルの計算でムリと判明です。
正確には単年度の収支が黒字体質になってないから
それだけでも終わってます』(118番。119番の一つ前というのが可笑しい)
我が世の春を謳歌した石炭会社(炭坑)は今はないけれど実は誰も困っていないのである。

-----

JALのこんな古傷〈じけん〉がすぐ出てくるのがネットの便利な点である。
昔なら、新聞社〈マスコミ〉が事実を恣意的に無視すればだれにも知られなかったのである。
事実を報道しないことで無いことにする秘術を「マスコミ」は持っているということである。
このGJ説はみごとな邪推である。その人の態度がよほど悪〈でか〉かったのだろう。

-----

どうやら、THE END(←英語が標準語の業界なので)のようである。
このコメントで、最期まで笑わせてもらったのである。
『42 :名無しさん@十周年:2010/01/10(日) 01:27:36 ID:sxW3p4Sa0
J′A`L 』 ●出典(コメント番号42番。奇しくも「死に」番。追悼 祈ご再生)

by munojiya | 2010-01-11 00:45 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya