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10-01-31 「どうぞ たたかってください」

鳩山総理の決意を高らかに明言した言葉である。総理の志はけっして低くはないのである。
小澤幹事長が市民から告発されて、検察から容疑者として事情聴取されたという(1月23日)。
それまで新聞の紙面を賑わせていた疑惑人が、“晴れて”容疑者になったのである。
容疑者は推定無罪である。当たり前のことだが犯人ではない。犯人に見えたら報道が悪い。

普通の容疑者は、当局からの一方的な発表はあっても、容疑者の記者会見はない。
容疑者は自分の主張をマスコミに公表できないようになっている。片手落ちである。
ところが、小澤容疑者は本人がその「無実」をマスコミに対して表明できたのである。
マスコミが主張を聞いてくれる幸せな容疑者なのである。容疑者の王道を行く人である。

ただ、その記者会見でかえって墓穴を掘ってしまったものだから観客の心象を悪くした。
その小澤幹事長に、鳩山総理が贈った言葉が「(検察と)たたかってください」である。
幹事長の職責を全うするために一歩も引いてはいけないという激励の言葉である。
男はその職責を投げ出してはいけないという普天対、おっと不転退の決意である。

今、総理の双肩に重くのしかかっている沖縄の米軍キャンプ移転問題。普天間基地である。
不転退の決意とは、普天間基地問題に対する決意でもあるのである。
総理がちょろちょろ変わる自民党政権と違ってこんどの政権はヤワではないのである。
ということは、とても素面では書けないのである。酒の肴と書いて、法螺話と読むのである。
by munojiya | 2010-01-31 00:02 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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