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10-01-31 日曜日のくつろぎ篇 新型日本人

葉隠派の日本人には、最近の日本人の根性が気に食わないのである。
なじめないというべきか。時代の変化が速すぎるのである。
時代の趨勢に自分の生き方が合わせられないイライラのことである。
最近の若い日本人の振る舞いの一つひとつが気に触るのである。今時の若い者は、である。

字が読めない、計算できない、働かない、である。
今時の若い者〈もん〉は読み書きもできないといって嘆くのである。
で、そういっている人はちゃんと読めるのか。書けるのか、である。
各政党の党首が書いた色紙の筆跡を見ると、その揮毫を見る方が赤面してしまうほどである。

分数が分からない大学生がいるという。それを大学生と呼ぶのが間違っているのである。
女子高校生が売春をやっているという記事を時々目にするが、それは反対で、
あれは売春婦が高校生をやっているのだという的確な指摘もあるのである。
いまは、呼称が上げ底の時代なのである。実力がない人を博士と呼び大臣と呼んでいる。

言葉のインフレである。実力のある人の数は昔とそんなに変わらないと庵主には思われるが。
上げ底といえば日本酒もそれである。アルコールで薄めた酒をも日本酒と呼んでいる。
それがお酒だと思ったら世も末であるが、実にうまいお酒もちゃんと造られているのである。
伏線を回収する前に行数が尽きてしまった。新型日本人にたどり着けなかったのである。

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小澤一郎代議士は、政治屋もやる不動産屋なのだという揶揄があった。そうだったのか、と納得。

by munojiya | 2010-01-31 00:50 | 日曜日のくつろぎ篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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