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10-02-23 笑い話 地獄が俺を待っている

地獄とは何か。
庵主に言わせるとそれは天国の裏側のことである。
天国も地獄も同じ物である。どっちの側から見るかの違いである。
物事の見たくない面の方を地獄という。

『これからは3つの国に分かれていきます
不況下でのデフレ進行に怯える国(デフレスパイラル)
不況下でのインフレ進行に怯える国(スタグフレーション)
好況下でのバブル発生に怯える国(バブル経済崩壊予備群)

どれを選んでも行き着く先は地獄』●引用元(81番)。地獄とはこの世のことをいうようである。
分厚い経済書よりもこういう短い言葉の方が庵主には分かりやすいのである。
解るではなく、分かるである。納得しちゃうということである。
「経済学」なるものがいざという時には役に立たないことがわかっているからである。

景気がいい時の経済学者は学者先生と尊敬されるが、悪くなったときは地獄を見るのである。
お前の“学問”は何か役に立っているのかい、と白い目で見られる。可哀相な商売である。
酒呑みも白い目で見られるのである。そんなものを呑んで何の役に立つのかと。
薬〈やく〉に立つこともあるが、行き着く酒〈さき〉は地獄であることに変わりはないのである。

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頭〈あったま〉いい。
『今の消費低迷の原因は、底辺層に金が行き渡ってないからだろうに・・・
誰にでもできるような簡単な公共事業で金配ればいいんだよ。
街の清掃とかボランティアにやらせずに対価を払ってやればいいんじゃないか?

少しでも技術のあるものは、インフラの保守点検とかに回せばよい。
すべての原因は公共事業削減による財政再建という幻想。』(485番である)
「働くもの食うべからず」「いくら稼いでも善」といった自業自得経済の限界か。
ベーシックインカムという“危険思想”は案外今世紀の思潮〈うねり〉になるかもしれない。

『 消費しろと言われても
「小さくまとまった生活」は快適なので、使い道ないよ
こだわるべき物はちゃんと買ったし』(526番)
その気持がよくわかる。

庵主もかつて自家用の小型ジェット機を買ったが、置き場所がなくて困ったことがある。
使い道のない茨城空港は自家用機の駐機用にしたらいいというホリエモンのアイデアは秀逸。
ヨットを買ってもハーバーがないし、車は何台でも買えるが置き場所がないのである。
消費のしようがないのである。そして、小さくまとまった生活は存外充実しているのである。

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省略の度が過ぎたかもしれない。
かつて、自分で遊ぶため(自家用)の小型ジェット機の模型を買ったが、
庵が狭いものだから置き場所に困ったことがある。
本物のそれを買う人には茨城空港を駐機用に使うというアイデアは有用かもしれない。

庵主にもしお金がふんだんにあったとしたら大型のヨットを買うのもいいが、
それを預けておきたいと思うようなハーバーを知らないのである。
庵には車を何台も置いておく土地がない。
なによりも先立つものがないので消費のしようがないのである。

by munojiya | 2010-02-23 00:26 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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