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2010-03-25 桜、咲く

東京の開花宣言は3月22日だった。 ●魚拓
靖国神社に観測樹があって、その桜の木で開花した日が東京の桜の開花日とされる。
境内に行くとその樹を見ることができる。
日本人なら、「サクラサク」のもう一つの意味を知らない人はいない。

その反対語が「サクラチル」である。
日本人を名乗っていながらその意味を知らない人はモグリである。
「靖国」にももう一つの意味があって、その意味が理解できない人は未熟日本人だろう。
理〈り〉に走って、情〈じょう〉の成熟が遅れている人である。可哀相な日本人である。

花見の季節になると花見酒が酒屋の店頭を飾る。
はっきりいって際物が多くて、桜と同じように見て愛でる酒である。呑んでもかまわないが。
呑むのなら、静岡の「花の舞〈はなのまい〉」である。酒銘も、味も、気分も揃ってよし。
「開運」も「櫻花開運」を出している。庵主は静岡のお酒が好きだから呑むならそれがいい。

「開花宣言」は「開華〈かいか〉」のお酒である。ピンク色の瓶にはいっている。色で呑む。
「紅麗花〈くれか〉」は「麗人〈れいじん〉」のお酒。こちらはお酒が赤い色をしている。
赤い色を出す酵母を使って造ったものだという。それがうまいどうかは想像がつかないが。
「淡桜咲〈あさき〉」は「御代櫻」である。日本酒度が-25で、庵主の心を擽るのである。
by munojiya | 2010-03-25 00:17 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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