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2010-04-01 時局物 大本営発表

大本営発表というのは、公式嘘発表のことである。建前のことである。
前〈さき〉の負け戦となった大東亜戦争で、大本営〈だいほんえい〉が、
実際は負け続けていたのに、連日勝った勝ったと嘘の発表をしていた故事による。
それを馬鹿正直にそのまま「勝った、勝った」と“報道”していたのが新聞である。

「あっと驚く朝日新聞」とかいう本が出ている。
戦時中の連戦連勝の勇ましい見出しが踊る「朝日新聞」の記事を検証した本である。
そのほとんどが事実とは異なっていたという新聞報道の実態を暴いた本である。
「報道」を「ほうどう」と読むのは読者の勝手な誤解なのである。

正しくは「よいしょ」と読むのである。
報道とはよいしょなのである。
よいしょするのは広告主〈スポンサー〉に対してである。
新聞記事とは、それが誰をよいしょしているかを読むということである。

最近の新聞見出しで踊っているのは「地球温暖化」である。
しかし事実は桜の季節なのに「宮古で氷点下20.3度」である。
事実を信じるか、新聞の見出しを信じるかは読者の自由である。
庵主なら、広告でうまいとあるお酒より、実際に呑んでみてうまいお酒を選ぶのである。

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中国語では大本営発表を新華社という。嘘がバレバレである。その(1)(2)

by munojiya | 2010-04-01 00:20 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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