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2010-04-25 スポーツは勝つことが目的ではないという説

勝ツラーのスポーツ評論家小林信也の説である。
スポーツというのは勝つことが目的ではないというのである。
スポーツの面白さは、というのが正しいのだが。
たしかに、勝つことが目的なら殆どのスポーツマンはその存在価値がないことになる。

勝つは一人、他はみんな負けだけだからである。
スポーツの面白さはそんなところにはないというのは正しいと思われる。
勝つことは手段であって、スポーツの目的は違うと見ればいいのかもしれない。
お酒もそうである。酔うことは結果であってその目的ではないのである。

ただし、酔うことが目的ではないというのは庵主のお酒の呑み方の場合である。
酔うことが楽しいという呑み方もあるから、それについては庵主は分からない。
お酒が呑めないからである。少量で酔いが回ってしまい、量が呑めないからである。
えんえんと、だらだらと、とうとうと続く酔心地がこよなく楽しいという人もいる。

体質的に、そういう世界には、庵主は踏み込めないということである。
庵主にとっては、酔うことはその結果なのである。その目的ではない。
お酒はうまいから呑むのである。目的はそのうまさにある。
うまいというのは生きているということである。ただそれを確かめているだけなのである。
by munojiya | 2010-04-25 01:23 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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