2010-05-21 番外篇 汚い新聞
「都会では絶対見ることができない斬新なデザイン」である。
その心は、田舎臭い、である。
それでも読む気にさせるのは記事の中身が気になるからである。地元紙だからである。
大手酒造メーカーが造るお酒は、見た目はホントおしゃれなのである。
そつがない。ケチをつけるところがない。パッケージの印刷もきれいなのである。
だけど、味がない。つまらないのである。それが分かっているから心がひかれない。
中小の蔵のお酒を選ぶのは大手のお酒では味わえないうまさがあるからにほかならない。
庵主は常々お酒のパッケージや瓶は呑まないから中身がうまけりゃそれでいいと言っている。
情報の出所が「二階堂コム」なので、この新聞も実はこのために造った小道具かもしれない。
よく映画の宣伝のために造られる広告新聞のダサさに雰囲気が似ているからうさん臭いが、
それを信じると安愚楽牧場が発端らしい。創価学会絡みだというのがネットの噂である。
噂である。庵主には裏の取りようがないからそんなものかと記憶にとどめるだけである。
「聖教新聞」に載っていた宮崎県が提供した写真の写真説明が“うまい”のである。
まっ白いつなぎを着て感染の疑いがある豚舎に石灰をまいている6人の姿が写っている。
「作業員」とある。それって自衛隊員なのではないか。ならば嘘ではないが嘘記事ともいえる。
-----
「旬刊宮崎新聞」は記者クラブにはいっている実在する新聞社のようである。