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2010-06-11 代用ビールもエコ製品か

エコブームである。
不景気にエコをあおったらますます景気が悪くなっていることに気がついていないものか。
しかし、人間はそれができないのである。先が読めないのである。読みたくないのである。
儲かっているときに国債の借金を減らすべきなのにそれができなかった。

前年対比で増えつづける税収を目の前にして全部無駄遣いしてしまったのである。
頭がいいとされている人たちがである。それほど頭はよくなかったということである。
エコもまた、やるとしたら、景気のいいときに、すなわち心と財布に余裕があるときに
まだ使える冷蔵庫を捨ててエコ製品に買い換えるとかを選択的にやるものなのである。

景気の悪いときには、エコ製品に買い換えるにもお金に余裕がないからそれができない。
節約は個人では正しい生き方であるが、社会的にみると不景気の元凶なのである。
1杯でいいところを2杯飲むからこそビール会社は儲かるのである。発展するのである。
安いビールを求めたら味はどんどん落ちていく。そしてだれも得をしないのである。

エコはエゴであるという話である。
発泡酒や第三のビールは、麦芽の使用量を減らして造ったエコ製品なのかもしれない。
ビール会社は今やうまいビールではなく、世に先駆けてエコ製品を造っているのである。
庵主にとっては、そんな代用ビールを飲むよりは冷たい水でも飲んだ方がまだ増しであるが。
by munojiya | 2010-06-11 01:48 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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