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2010-08-15 今使っている日本語も百年足らず

中国四千年の歴史という、大ボラがある。
今はそれが五千年だともいうのである。中国人のご愛嬌〈うそ〉である。
南京事件の「屠殺者数」が、どんどん大きくなっていくのはご愛嬌なのである。
いまは30万人らしいが、そのうち40万人になるのだろう。

当時、25万の人が住んでいた南京で、殺された人が30万人ということになっている。
その中国であるが、現在の中華人民共和国は戦後になって1949年にできた国なのである。
2600有余年の連綿たる歴史を誇るわが国の歴史の長さに比べたらひよっこである。
そのひょっこが四千年とホラを吹いているのだから愛嬌の範囲を越えて偽史捏造の域である。

昔からあると思われているものが実はつい最近できたものであるということである。
今日本人が使っている日本語が実は明治以来のものなのだということである。
日本人は、昔からこの日本語を使っていたわけではないのである。
国の歴史は長いが、いま使っている言葉は百年余のものでしかないということである。

今、狂い咲きとも百花繚乱ともいわれている日本酒のうまさは、
それもまたつい最近のできごとなのである。中華人民共和国よりも歴史は短いのである。
戦争が終わってからも、日本酒はなお三十年余にわたって惨状を呈していたからである。
今の呑み手はその一番うまい時期に巡りあえたのである。僥倖は甘受しなくちゃ勿体ない。
by munojiya | 2010-08-15 01:06 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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