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2010-08-21 午後10時から翌午前10時まで

ロシアはモスクワ市の話である。
アルコール度数が15度を越える酒は、午後10時から翌日午前10時までの間、
販売してはいけないということにするらしい。ロシア版禁酒法である。アホ法律である。
庵主の飲酒時間は午後6時から同10時までだから、モスクワを訪れても支障はないが。

ロシアといえばウォッカ。ウォッカの飲み過ぎが社会に弊害をもたらしているようである。
ロシアは、ウォッカでも飲まないことにはやってられない病的な社会なのかもしれない。
なんでもロシアでは飲酒絡みの死者が年間8万人に及ぶという推計があるという。
日本の自殺者より多いが、どうやって集計したものか分からないので眉に唾としておこう。

日本でもそれを集計したら結構な数になるかもしれない。財務省がその調査を許さないか。
まず、急性アルコール中毒の死者である。東京管内のアル中搬送者は年間1万人余だという。
つぎに飲酒運転による死者がある。年間で数百人はくだらないのである。
さらに、飲酒が原因と思われる病気による死者である。肝臓癌から始まって幅が広い。

今、社会から目の仇にされている煙草より、飲酒による殺傷事件の方が格段に多いのである。
喫煙運転による自動車事故の死亡者はいないことはないだろうが、数は少ないだろう。
それに比べると、飲酒運転では年間5~6百人がひき殺されているというのが実態である。
酒と煙草はどっちが恐いかというと、道行く庵主にとっては酒の方がずっと危険なのである。
by munojiya | 2010-08-21 00:09 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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