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2010-09-13 番外篇 駄洒落の傑作

駄洒落は日本人の教養である。
日本語は同音異義語が多いのでそれを活用すると笑い話がすぐできるからである。
その最高傑作はこれである。
「慎銀行東京」

嫌味の域を越えて爆笑を誘うのである。
もちろん元ネタは「新銀行東京」である。
昔、男の夢は新聞社を持つことだと言われていた。
志を抱き、世のため、人のためになることが男子の本懐だったのである。

いまは、銀行を持つことがそれに代わってしまった。
銀行を持てばお金の不自由がなくなるからである。いな、贅沢ができるようになる。
そうなれば、料亭で6万円の「魔王」を平気で呑めるようになるのである。
お金に対して鷹揚になれるというわけである。

金銭に頓着しないことが大人〈たいじん〉の振る舞いである。
世の中は紙の裏表だから、その振る舞いの裏側は「みっともない」である。
最新の駄洒落ではこれが可笑しい。
『森元まで行ったら神展開だな。』(10番)。42・77・81・136と笑殺されそう。
by munojiya | 2010-09-13 11:18 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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