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2010-10-16 山廃、首吊り、鬼殺し

業界の常識は、世間の非常識。
業界用語というのがある。
たとえば「目線」である。世間では、すなわち堅気の人間は視線というのである。
「あがり」とか「むらさき」という業界もあった。

馬鹿な客がそれを使うのである。おっと、教養のない客が、である。下層民が見栄はってか。
客が勘定を払うときに「お愛想」という人がいる。
お愛想するのはお店の方なのである。付けで呑んでいるのだったらそれでもいいのか。
赤い羽根に募金してきたという人もいる。「募金」はお金を集める方が使う言葉である。

投じた金額が100円ぽっちだったりする。100円じゃ募金経費も出ないのではないか。
業界用語は素人は使わないものである。それをやると品がないからである。
「カラオケ」が一般化した例があるから、そうもいえないか。
いやカラオケ自体が下品そのものだからそれでもかまわないのだろう。

酒造業界では、「山廃」「首吊り」「鬼殺し」という殺伐とした言葉が使われている。
それは業界内〈ぎょうかいうち〉の言葉だろう。人前に出す言葉じゃないのである。
「山廃」の酒とあると、産業廃棄物かと思うのが普通の人の感覚なのじゃないのか。
さすがに「首つり」は「袋搾り」と言い換えているが、それが世間感覚なのである。

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日本の常識は世界の非常識という言葉もあった。逆も真なり。世界の常識はこれだという。

『中国共産党独裁政権は、早ければ数年以内、遅くとも10年以内に崩壊すると見るのが世界
の常識である。中国共産党中央政治局常務委員会がこれを想定して動き出した。この常識を
理解できないのは、中国命を教義にすえている創価学会(公明党)、中国は社会主義国家の
総本山と誤解している仙谷由人、輿石東、江田五月、海江田万里ら我が民主党幹部の教条主義
的社会主義者、中国共産党は同志と勝手に妄想している志位和夫の日本共産党、そして朝日・
毎日新聞やNHK等の空想的観念主義左翼メディアだけである。世界の常識を理解できない
ガラパゴス左翼である。』 出処

「むの字屋」の文体と息の長さが合わない文章なのでベタで引用。

by munojiya | 2010-10-16 00:56 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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