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2010-11-12 太閤は秀吉に、黄門は光圀に、愚息は

どうやら、その男、「愚息」の尊称を独り占めしてしまったようである。
太閤というのは摂政・太政大臣の尊称で、固有名詞ではなかったが、
豊臣秀吉が独占してしまった。
だから、今では、太閤といえば秀吉のことをいう。他の太閤の名は忘れ去られている。

黄門は中納言の唐名だというが、水戸のご老公の代名詞となってしまった。
水戸光圀が黄門を独占してしまったのである。
ミスターといえば長島茂雄、ムッシュといえばかまやつひろしという例もあるが。
そして、「愚息」を独り占めしそうなのがその人である。愚息といえばその人だからである。

ごぞんじ銛祐喜氏である。欄外の戯れ句はうまい。
尖閣ビデオのことを書いたばかりだったので、森が銛に変換されてしまったのはご愛嬌。
薬を飲んでぶっ倒れて植物人間になったという話と、今は回復したという話が流れている。
死んでいるのか、生き返ったのかよく分からないのである。庵主には確認のしようがない。

情報の確かさというのはその程度なのである。今、何が起こっているかが分からないのだ。
尖閣ビデオも、海保職員が本当に銛で刺されたのか、それは嘘なのか、もよく分からない。
真実も報道なら、嘘も報道なのだろう。騙されていても判らないのである。
お酒は、庵主が自分でしっかり確かめることができる。だから安心して親しめるのである。

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『戦国時代 具足は イクサの 必需品
現代では 愚息は ワライグサの 必需品』
(同上リンク米欄の書き込みから)
それだけで誰の事かが判るのだから、愚息が固有名詞化しちゃっているのである。

by munojiya | 2010-11-12 00:18 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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