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2010-12-03 アル高といえば、西原理恵子

アル高(アルコール依存症の庵主用語)といえば、この人である。
漫画家の西原理恵子〈さいばら・-〉である。
西原理恵子がアル高なのではなく、そのご主人だった故・鴨志田穣〈かもしだ・ゆたか〉が
アル高だったのである。

その映画が「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」である。
他人の悲惨を見たい人はどうぞである。酔いがさめなかったら、地獄に堕ちろ、か。
アルコールを飲みすぎるとそうなる人もいるということである。酒は恐いのである。
酒を飲んでも乱れることのない人もいるから、アル高は精神的な病気なのだとする説もある。

人間の体質と性格(精神)を分離して、体質を直せば性格も健全になるという考え方である。
性格というのは、その人の持って生まれた体質(肉体)によって形作られた中身のことだから、
見掛けの体質を直しても容易に性格が変わるものではない。アル高は体質の反映なのである。
体質を直すということは、その肉体に包まれている性格を破壊するということである。

太るとか痩せるというのは体形の見掛けの変化であって、性格が変わったものではない。
アル高というのはその人の体質なのである。それが精神的に見えるのは見方が逆である。
音楽を演奏する人がいる。見掛けはその楽器が音楽を鳴らしているように見えるが、
実際は演奏している人の頭の中で鳴っているのである。見掛けに核心は無いのである。
by munojiya | 2010-12-03 01:01 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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