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2010-12-31 番外篇 師走の校正問題

出題は、もちろん「村西とおる日記」(2010.12.10の日記)である。
『夢々自分は有名になったのだから』
『ご本人自身も一層驚かられておるのではないでしょうか。』。この日本語は大丈夫か。
『半官びいきの国民性にあっては珍しいことでございます。』。半可くさい菅びいきか。

『だから朝から晩までテレビはこの付度の海老さまの事件報道で一色なのでございます。』
『いくら愁傷に振るまっていても増上慢は生涯のもの』
『ニューヨークでの公演など大成功を治めております。』
『頭の切れも濶舌もキー局でアナウンサーがつとまるレベルではありません。』

『自分では絶対にオキュウをすえることができなかった「ワンパク亭主」に
変わりに世間さまにオキュウをすえていただいたこと、でございます。』
『いさぎ良さがないのでございます。』『懲らえ性もなくただイライラして』
『謹言実直な、自衛隊出身者らしい礼儀作法と率直なうけ答に好感を持ち採用致しました。』

『自衛隊時代に何があつたのか』『見比べてみると明きらかに内容が違っていました。』
『彼もまたご多聞にもれず』。監督もまた御多分にもれずご他聞と書いてしまったのである。
最後は誤植ではなくて遊び。村西監督の忠告の捩りで、「危[〈つまら〉]ない」のは一見
普通の人[〈さけ〉]、を装っている「変質者」[〈てぬきさけ〉]でございます。

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監督はパソコンをやらないというから、これらの誤植は入力者の見落としである。為念。

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「変質者〈かわりもの〉」が集まってやっているこういう写真(18禁です)もネットにある。
「やればできるけれど、やってはいけないことを本当にやってしまうこと」というのが
庵主の「変態」の定義である。この写真を宗教行事と説明した人がそれである。
映画「パフューム」のラストもこれに似た場面だったというから変態は洋の東西を問わない。

by munojiya | 2010-12-31 00:14 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

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