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2011-01-02 カメラマンが馬鹿にされる理由

先日の天長節の一般参賀でも、皇居に陣取ったマスコミのカメラの砲列、
その連中の半数くらいがGパンです。
いくら報道とはいえ、Gパンで陛下にお目通りなんて許せない。
情報源
でも、少なくとも半数はキチンとした服装だったというのは幸いである。

馬鹿が半分なら、世の習いだからである。
世の中、盲千人目明き千人なのである。男と女もほぼ半々というのが世の仕組みである。
もっともカメラマンというのはその程度の常識しかない人が少なくないのも事実である。
それがカメラという凶器をぶら下げているから困ったものだということになる。

カメラマンにも言い分はあるのである。一寸の虫にも五分の魂。馬鹿にも屁理屈ありである。
カメラマンは現場においては人間扱いされる存在じゃないのだから弊衣でも構わないという
考え方である。野球の審判と同じで、野球なら審判はルール上は石ころ扱いなのである。
黒子だというわけである。いてもいない約束になっているというわけである。

ならば、カメラマンがGパン姿でもそれは黒子と同じなのだから、見えても見えない約束で
いいのではないかというわけである。あってもないのだから気にする方がおかしいのである。
しかし、人間は凶器を手にすると狂気が湧いてくるのである。常識外れになってしまうのだ。
お酒という凶器を口にして狂気に走る酒呑みを見ているとカメラマンを嗤えないのである。

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『このような[平気で嘘をつく]カメラマンがその魂を失ったのは最近のことだろうか?
独立カメラマンの多くが余りに所得が少ないので、自らの職業の倫理を捨て、社会の趨勢に
おもねて、いかにも環境を大切にする「良い子」を演じながら、「事実ではない一部の映像」
を売って生計を立てたのではないか?

ベトナムの例で分かるように、現地にいれば事実はどこにあるのか、カメラマンは分かって
いたはずである。』(引用元)と武田邦彦氏の視点は有能なカメラマン同様明哲である。
カメラマンは、貧乏人が、おっとビンボー人がやっちゃいけない商売なのだろう。氏の文章は
『職業人のもっとも大切な事は自分が選んだ職業のもつ魂に対する忠誠心である。』と続く。

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さすがに創価学会のカメラマンはスチルもビデオもまともな服装で撮っているのには感心する。

by munojiya | 2011-01-02 00:11 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

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