2011-01-10 酒の實
何かというと酒粕のことである。
「八海山の酒の實」として売られている。
庵の近所のスーパーで売っていた。
「八海山」の純米吟醸の酒の實が300gで458円(100g当たり153円)。
同じく本醸造のそれは300gで358円である。いずれも板粕である。
ネットで見たら前者が420円、後者が336円だから、
今の「八海山」は、酒粕の方にプレミアムが付いているのである。
酒粕だから、吟醸酒でも本醸造でもたいして変わらないような気がするのだが。
値段の違いはどこからくるのか。米の違いか。粕歩合の違いなのか。
銘酒ゆえにその酒粕にも味わいの違いがあるのだろう。
純米吟醸と本醸造の酒粕にどんな違いがあるのかちょっと味わってみたくもなる。
ちなみに、「夢心」の酒粕なら1kg305円(100g当たり31円)で売っている。
酒粕もまた使い分けなのだろう。
料理によっては値段が5倍の吟醸粕の方がいいのかもしれない。
庵主なら、酒粕はお湯で溶いて甘酒にして飲むだけだから、一番安いので十分なのであるが。
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「夢心」の酒粕=1kg305円(税込)。新宿伊勢丹百貨店酒売場で(2011年1月24日)