2011-01-20 笑い話 詐欺用語の基礎知識
中国産餃子を国産だといって売っていたお店に非難が集中している。
中国産餃子というのは、今では「毒」と同義語だからである。「ごみ」と読む人もいるが。
それを国産だと偽って売るのは許せないというのである。
「乞食〈グルメ〉」の時代である。日本人の食品に対する要求水準は高いのである。
ただし、「2200円」の“国産”餃子を47円で買う人がいるほど情報読解力は低い。
お店の惹句は「店長が自ら探し歩いた国産を中心にした豚肉はサッパリしてしつこくなく、
後味もとても良い仕上がりになりました。」
「中国産」の「中」を落としてしまった誤植じゃないのかというのが善意の解釈である。
「店長が中国人なら国産(中国産)でも間違ってない気がする」と日中友好的な解釈もある。
「国産を中心とした豚肉って外国産バリバリ入れてます」という意味だと解釈する人もいる。
「セール中/国産水餃子/25個セット/今なら47円」と改行位置の問題だと見る人も。
つい吹き出したのがこれ。三鮮水餃子というのがその商品名である。
『>三鮮
北朝鮮、韓国、大阪 』(490番)
「原材料:醸造アルコール」。その醸造アルコールの原産国は、あえて問わないのである。
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『送料込みで餃子47円ですって言われて買う方もどうかしてるだろ』(413番)
『こりゃさすがに言いがかりだろ。無理がある。』(346番)
『いくら47円でも、表示を偽ってもよいということにはならないだろう』(415番)
『なんで(中略)問題だらけのグル―ポンを消費者庁がスルーするのかわからねぇ』(383番)
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『グルーポンの言う「国産」 → 中国産
民主党の言う「国民のため」 → 中国国民のため
何も問題は無いな』(583番)
「生活が第一」が消える→民主党議員様の生活が第一だから、それも問題ないのである。
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こういう表示もある。
『山形産餅・山形で作った餅、の商品名で買いましたらな、原料の米はベトナムだった。
蒸してついたのは山形だから山形産餅よってことなんざますね。巧妙。』(米欄)。
「信州産」のそば粉や、大手即席蕎麦のそば粉の多くが中国産であることは間違いないだろう。