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2011-04-04 四月の「一番しぼり」

「一番しぼり」といってもビールの「一番搾り」ではない。
庵主がいうそれは「ふなくち/菊水/一番しぼり」である。
庵主が贔屓にしているお酒である。
200ML入りのアルミ缶にはいって280円前後の値段で売られている。

暦が四月に変わってから、庵主の花粉症は俄然症状悪化したのである。
くしゃみの連発、鼻づまり、目が痒くなって、頭がどんより重くなる。
こんな体調のときには酒を呑んでもうまくないのである。
呑むとしても下手〈げて〉のお酒ではだめである。真っ当なお酒でないとうまいと感じない。

今ビール界は紛い物のビールが全盛である。庵主はアル添ビールを「本ビール」と呼ぶ。
体調がいいときにそれを飲むなら全然問題ないのである。それなりに飲めるのである。
が、この自分の「本ビール」は駄目である。
そのスカスカな味が、軽快と感じる前に、体がそれを辟易してしまうのである。

「きょうも元気だ煙草がうまい」というキャッチフレーズがあった。
今日は不調だ本ビールがまずい、である。まずいならまだいいが、体にこたえるのである。
飲むんじゃなかった、と体が悲鳴を上げているのが分かる。花粉症である。
「一番しぼり」ならと思って口にしたが、その欠点が鼻についたのである。花粉症である。

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製造日 11.02.24、である。もっと古い日付のを探して呑んでみようか。

by munojiya | 2011-04-04 00:41 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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