2011-04-23 TVがまだ元気な台湾事情
スクリーンに活気〈いきおい〉があるのである。
それは、かつての日本映画の最盛期の空気を思い出させてくれるのである。
往年の日本映画の黄金期の映画の活気と同じものを感じるということである。
ということは、それは懐かしいという感情なのである。今にして過去を見ている気分である。
自分の若いころのことを思い出していとおしく思うのと同じである。
そういう時期もあったなぁというほろ苦い感情である。若いなぁという微笑ましい風景である。
ようするに韓国映画は日本に比べて二、三十年遅れているということである。
台湾のTVもそれである。元気がいい。
日本のTVも昔は活気があったのである。今の老境TVと比べると格段の違いがあった。
今度のわが国の大震災に対して、台湾のTVは140億円の義捐金を集めたという。
日本のTVのチャリティー番組がやっている募金は“振り込め詐欺”と思われているのに。
以下、庵主は下品なのである。人の善意を疑ってはいけないのである。
それらの義捐金とか、企業が拠出したといい、あるいは個人が出したという億単位の義捐金は
本当に支払われているのだろうか。「口先」だけだったりして。情報の裏を取る術がない。
その点、お酒は「うまいという情報」の真偽をすぐ確認できるから安心確実なのである。