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2011-05-12 庵主は「無ろ過」のお酒が嫌い

好みの問題である。だからそれが気にならない人には関係ない話である。
庵主は「無ろ過」のお酒が大嫌いなのである。
それを庵主が嫌いであろうと好きであろうと現に存在しているのだから、
その対象の善し悪しをいうものではない。盲千人目明き千人というが好きが千人嫌いが千人。

誰でも気に食わない奴とか嫌いな人がいるだろうが、現にそんなのが存在しているのだから
それを否定してもはじまらないからである。積極的にそれを排除する利益もないからである。
相手も自分をそう思っていることがあって、それでは最後は殺し合いになってしまう。
近寄らないことである。関わり合いにならないことである。距離が置ける精神を大人という。

で、庵主が嫌いなのは無濾過の酒ではなく、「無ろ過」と書く表示が大嫌いなのである。
庵主は、いつもいっているように、お酒はどんな造り方をしても全然気にしないのである。
融米造りでも、焙炒造りでも、屑米から造ったものでも何でもいいのである。
呑んだ時にそれがうまければ一向に差し支えないのである。呑めるかどうかの一点である。

さらに御馳走してくれるお酒なら、いくら値段が高くても全然差し支えないのである。
「無ろ過」は「濾」の字が“放送禁止用語”なのかもしれない。
もっとも、庵主も平気で「生もと〈きもと〉」と書いているが、
それはしかし「酉元」という漢字が庵主の“安い”パソコンでは表示できないからである。
by munojiya | 2011-05-12 00:37 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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