2011-05-27 それが「想定外」でありえない理由
「原発事故、その時あなたは!」より
1.事故は思いがけないことから起こり、予想外の経過をたどる
2.フェイルセーフ、フールプルーフはありえない
3.事故の際の現場担当者は、信じられないほど楽観的である
4.事故の情報は遅れる
5.関係者はあらゆる手を尽くして事故を秘密にする
6.事故の影響は過小評価される
7.経済性のためには、少々の安全は犠牲にされる
8.被害者は、因果関係がはっきりしないことをいいことに、切り捨てられる』駄菓子本(94番)
引用部分の内容が、ネタ(作り物)でなかったとしたら、原発の事故が、けっして「想定外」の
出来事でなかったということなのである。
原発の“専門家”が「想定外」という言葉を使った時点で、“業務上過失致死”と“未必の故意”
が成立しちゃうのである。知らなかったとしたら常識に照らし合わせると判断能力不足である。
知っていたら、暗黙の犯意があったと見做すことができるということである。
酔っぱらって暴力を振るう人がいるとは「想定外」だ、などという蔵元はいないのである。
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『政府ですら把握できてない情報がわんさかあんだろうな』(6番)
『第1に、よくない報告あげようとすると、[菅総理は]怒鳴り散らすので誰も上げない
第2に、菅は誰からも信用がないので、好意的な情報も誰も上げない
第3に、すっから菅が把握したところで意味がない』(140番)
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『原子力自体は否定しないけど、
日本の地理条件と民族性では運用は不可能って事が良くわかった。』(192番)
『情報と原発は糞ジャップに任せるな』(3番)
落ちは、これ。『東電社員のほとんどは在日だぞ いやまじで』(193番)。脚注あり。
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庵主はこういうのが好きだ。
『東電「知ってた…」
政府「知ってた?」
国民「知ってた!」』(319番)。あの煙を見れば分かるでしょう。
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『非常用電源車のプラグが合わなくて電気供給できなかったとかも嘘くさくね?
電力会社なんだから電気工事士や技師だらけなわけだろ?
普通なんとかするだろ』(323番)。そのプラグの話も“大本営”発表の嘘だろう。
『悪質なデマ流し続けたのは東電の方でしたとさ』(345番)。庵主も騙されました。
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脚注 すでに危険を指摘している日本語の本が読めない人が東電をやっているのだから、か。