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2011-06-08 気象庁に判断能力はあるのか

気象庁というのは何をやっているところなのか、庵主には判らないのである。
天気予報をやっているのは分かるが、それを遊びでやっているのかということである。
いや、言い方を間違えてしまった。
気象庁は何のためにあるのかということである。

明日の天気も大切だろうが、
いま、気象庁が一番やらなくてはないらないことは放射能の観測なのである。
それを、やめちゃったというのである。
当初、IAEAから要請されたということで、国民には内緒でそれを報告していたのである。

今度、その観測の要請が終了したということで、今後は放射能の観測をしないらしい。
明日の天気なんか、下駄を投げればシロウトでも分かるのである。
しかし、放射能はシロウトには分からない。今は明日の天気より明日の放射能なのである。
シロウトができないことをやるのが気象庁の仕事なのではないか。

個人ではできないことをやるのが国の役目だろうに。
お酒のうまいまずいは、個人が判断できることだから国に容喙させないのである。
昔は、お酒に一級、二級があったのである。官製のお酒評価である。
余計なお世話だったのである。お酒は呑み手の個性が発揮できる知的な世界なのである。

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この前の戦争でも、新聞が連戦連勝〈うそ〉を報じていたのにも関わらず「この戦争は負ける」
と分かっていた人がいたという。新聞の体質がそんなに簡単に変わるわけがないのである。
しかも新聞と官僚はこの前の敗戦時に反省もなく戦前の体質をそのまま引き継いだのである。
「子供が消えたら、日本も消えます」という指摘もそれだったとしたら怖いのである。

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「今日の天気は、晴れ時々曇り、所によっては雨が降るでしょう」
というのが昔も今も気象庁がやっていることだという皮肉〈わらいばなし〉があった。
気象庁は、たしか花粉の飛散情報も発表していたはずである。そんなものができるなら、
放射能の悲惨情報、おっと飛散情報もやれるだろうに。「所により濃淡があるでしょう」


by munojiya | 2011-06-08 00:27 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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