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2011-07-08 最近酒屋事情

「村尾」33,080円、
「森伊蔵」48,000円、
「魔王」24,800円。
いずれも、度数25度の一升瓶の売値である。ガラスケースの中に置かれている。

近所の酒屋での光景である。まさに、呑む宝石である。
相変わらず、焼酎の世界はヤクザなのである。
売春と同じである。人類の永遠の懊悩である。快感を求めることの何が悪いのか、である。
売る人がいるから買う人がいるのか。おいしい物を売る人がいるからそれを求める人がいる。

否〈いな〉、逆で、それを買う人がいるから売る人が出るのか。
いやいや、人間の欲望の前にあっては理性だの知性だのは意味がないということである。
うまい酒を飲みたいという欲望は、性欲同様に生きる希望なのである。虚しい希望であるが。
その売値が高いことは分かっていても、金を出せば買えるのなら「合法」なのである。

同じお店で日本酒はというと、「田酒〈でんしゅ〉」の特別純米が4,800円(一升瓶)、
「十四代〈じゅうよんだい〉」の「本丸」が9,800円(同)、
「久保千〈くぼせん〉」(久保田の千寿)が、3,380円(同)だった。
「本丸」の値段には、感動したのである。
by munojiya | 2011-07-08 00:20 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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