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2011-08-01 もう一つの熱中症

熱中症の季節である。
熱に中〈あた〉る症状と読む。
庵主は熱中というと、一つのことにのめり込むことを思い浮かべるから、
熱中症というのは、何かに嵌まっている状態を揶揄する言葉かと思うのである。

それでいえば、庵主はお酒の熱中症患者なのである。
はたから見たら、それの何が面白いのか、ということなるが、
庵主には理解の及びないゴルフに熱中している人もいるから人はいろいろなのである。
そして、誰かがやっていることをわざわざ自分もやることはないと思うからゴルフはしない。

庵主が村上春樹を読まないのもそれである。
多くの人が読んでいるものを庵主が読んでもしようがないということである。
その点、うまいお酒は数が少ないから、呑んでいる人が少ない世界である。
それは、二重の意味でうまいのである。

なんといってもお酒の味わいがうまい。
そしてそのうまさを知っているのは少数者だけだという状況がうまいのである。
熱中症にはもう一つの意味がある。このポスターである。
中国にお熱を上げることである。日本人の血はなぜか中国が好きなのである。

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日本人はなぜか中国が好きだ、と書いたが、庵主はその理由の仮説をもっているのである。
日本は漢字文化である。即ち支配層は漢字を操ったシナ人の血を引いているということである。
シナは心の故郷なのである。しかしその故郷のシナの実体はすっかり入れ替わってしまった。
徳のシナは途絶え、今日のシナは蛮族の血になっている。「血筋〈とく〉がねぇ」である。

それなのに、今の日本人は、シナはいまでも古〈いにしえ〉のシナだと誤解しているのである。
雅楽というのは昔の中国の音楽である。たしか、今日の中国にはその文化はないはずである。
本来のシナの文化は日本に引っ越して来たというわけである。
シナの文化は今の日本人が引き継いでいるのである。今の中国に憧れのシナはないのである。

by munojiya | 2011-08-01 00:58 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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