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2011-09-29 余外篇 これも頗るまずい

ウィルキンソンの「ドライコーラ」(アサヒ飲料製)がいかにまずいかという話である。
先に、サッポロピールが出した「金のオフ」がいかにまずいかという話を書いたが、
そのときの「まずい」という見出しは、まだしも好意的な表現なのである。
こんどの「まずい」は文字通り否定的な意味である。頗るは「すこぶる」である。

「まずい」という言葉はほめ言葉だということである。
「うまい」が正しい、「まずい」は間違っているということではない。
うまいとまずいは味わいの傾向の違いなのである。
その呑み手の心に叶う度合いの違いといっていいだろう。

本当にひどい味は、「うまくもまずくもなんともない味」なのである。
例にあげるなら、しょっぱくも甘くもないといわれている病院食みたいな味である。
病人のためにはいいのだろうが、健康な人間が食べるものではない。
無塩食パンというのがある。塩を使わないで焼いたパンである。あの無味乾燥の味わいである。

経験した人は少ないだろうが、酒造好適米のご飯がそれである。ごはんの質感と量感はあるが
味がしないのである。粘土を口にしているような感触である。人間の食い物ではない。
そういうのを味わってみると「まずい」ものはまだしも味があるから人間的な世界なのである。
その一線を越えてしまったのが、うぃる金損の「ドライコーラ」である。悪口故に欄外で。

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庵主には、その「EXTRA辛口GINGER」は“生姜”の刺激が強過ぎて飲めなかった。
それを飲むと喉がヒリヒリするのである。なんだこの刺激は。風邪をひいて喉が腫れた時の
ような痛みが残るのである。原料を見ると生姜らしきものは使われていないから、それは正体
不明の香料のせいなのか。庵主が「辛口」を謳うお酒を避けるのもこういう経験からである。

~100年を超える伝統と信頼のブランド~
ウィルキンソンからの新提案。炭酸強めのコーラにピリッとしたジンジャーの刺激を加えた
クセになる味わい。もちろん割り材としても。心地よい大人の時間をお楽しみください。

「蔵の神」で割って呑んでみたが、“生姜”のとがった刺激は消えることはなかったのである。

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本物の生姜を使ったらまだ飲めるかもしれないが、本物の方がより刺激的だったらどうしょう。
原材料名 食物繊維(難消化性デキストリン)、カラメル色素、香料、酸味料、甘味料(アセ
スルファムK、ステビア、スクラロース)、カフェイン
』。
どこに生姜が含まれているのだろう、不明。食物繊維とは何のために使っているか、疑問。

by munojiya | 2011-09-29 01:52 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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