人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2011-10-01 日本酒の日である

十月一日は「日本酒の日」である。
よーし、一升一万円のお酒を開けよう。
といっても、庵主の冷蔵庫にそのお酒が一升瓶で入っているわけではない。
一合瓶に入っている1050円のお酒である。

庵主の場合は量を飲まないので一升瓶では多過ぎるのである。
かつ、一万円のお酒はちょっと買いにくいものがある。
それがうまかったら問題ないが、もし期待通りのうまいお酒でなかったら。
いいお酒が必ずしも自分にとってうまいお酒だとは限らないからである。

日本酒は、運が良ければ一升二千二、三百円も出せば十分にうまいお酒が買えるのである。
一升三千円も出したら、間違いなくうまいお酒が容易に手に入る。
一升一万円のお酒は、同三千円のお酒の三倍うまいのか。
たしかにうまいのである。ただしそれを三倍うまいと感じるかはまた別の問題である。

うまいかどうかは別にして、高いお酒は味が深いことはたしかである。
それが自分にとってうまかったときには万札をばらまくようなものである。
一升がすーっと入ってしまうからである。本当はそういうお酒は危ないお酒なのである。
借金してまでお酒は呑みたくないからである。故に「お酒は適量を」なのである。
by munojiya | 2011-10-01 00:16 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya