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2011-10-16 「丈径」の直汲はどこにあるか(貳)

居酒屋で呑んでいたときに耳にしたのである。
「丈径〈たけみち〉」がうまい。しかも、その直汲〈じかぐみ〉はさらにうまい、と。
つまりその情報は酒呑みの学校である居酒屋で学んだのである。
それだけ聞いたらあとは自分で探せばいいのである。

ここは東京である。
探せば、どこかにあるのである。←東京という街の懐の深さに驚嘆するあるある。
ではどこにあるか。
思い当たるお店に飛び込んでみたのである。

ありました。限定本数の「丈径」の直汲が。その実物が。まだ残っていました。
その一升瓶には「210本中」と印刷された所に手書きの赤文字で「203」番とあった。
その番号を見たら、分かる人にはその流通ルートが判るのかもしれない。
ということは、それだけでそのお店が判るということである。

庵主は「求めてまではお酒を呑まない」と書いているのに、
お酒を求めて呑んでいるではないかと思われては困る。
それは耳にした噂を確認するためだからである。裏取りのためなのである。
「丈径」の直汲はそんなにうまいのか。その味については、もう一回引っ張るのである。
by munojiya | 2011-10-16 01:07 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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