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2011-12-01 予告篇

ネットになって変わったこと。
映画の予告篇が只で見ることができるようになった。
それまでは、予告篇〈こうこく〉を見るにも入場料が必要だったのである。
庵主はせっかちだから、本編が公開される前にその前宣伝と予告篇ですませてしまうのである。

長く映画を見ていると今時の若い監督の技などはあるていど想像できるからである。
そして多くの場合、実際にその映画を見てみると庵主の想像の範囲内に収まっているのである。
しかし、中には庵主の想像力を越えている映画がある。
そういう映画が、見落としてはいけない映画なのだが、それを見極めるのは難しい。

見るべき映画か、見なくてもいい映画かを予め見定めてくれる人が映画評論家というものだが、
職業的に映画を語る人の多くは映画を持て囃すことで食っている人達なのである。
人生にまだまだ時間の余裕がある人達なのである。つまらない映画を見てもそれが糧になる。
庵主のようにせっかちになるとそういう映画を見るのが面倒くさくなるのである。

映画はまだ批評力が低いのである。それだけ遊びがある甘い世界だということである。
逆に批評力が高いのが居酒屋の酒選びである。うまいまずいは一口で判るからである。
一定水準を越えている居酒屋は、そこで出てくるどのお酒を呑んでも外れがない。
そういうお店を庵主はいっぱい知っているのである。そういうのを仕合わせというのだろう。

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なんと、ピンク映画の予告篇も見ることが出来るというのが書きたいことだった。エロ映像、ご注意。

by munojiya | 2011-12-01 00:47 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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