2011-12-07 ゴジラ酒のお値段
といっても、容れ物がゴジラで、中身が麦焼酎だという。そのお値段が10,500円である。
庵主は、酒は中身は飲むが、瓶や紙パックまでは飲まないけれど、好きな人は急げ、である。
今なら、まだ手に入るからである。
小西酒造は「白雪」である。
ならば、ゴジラの中身はなぜ日本酒ではないのか。
それが下手物〈ゴジラ〉だからである。
すぐ飲まない人もいるだろうから、酒質の安全を見越して焼酎にしたのだろう。
話は変わって、倒れても、中のお酒がこぼれないカップがあるという。
といっても全然こぼれないというわけではなく、確実に多少は残るという仕掛けらしい。
庵主は、よく、まだお酒の入っているグラスやコップを倒してしまうのでこれなら重宝だ。
と、値段を見たら6,000円だという。そういう馬鹿馬鹿しさが、庵主は好きだ。
ゴジラは要らないが、こっちのカップは欲しいとは思うものの、それだけのお金があったら
お酒を呑む器を買う前に酒代になってしまうのである。庵主は器も呑まないからである。
『セラミックを素材にしており、酸味や苦みのあるものを入れると味がまろやかになる』と
いうのでその部分が気になるが、うまいお酒はどんな器で呑んでもうまいからどうでもいいか。