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2012-01-02 評判が伝わってこない「山本五十六」

今、映画で「山本五十六」をやっているはずであるが、その評判が全然伝わってこない。
これは、その映画を見る前に書いている。2011年12月31日である。
久しぶりの海軍映画だが、話題にもなっていないようである。つまらない映画なのか。
庵主はTVは見ないのだがそれでも「家政婦のミタ」はその評判が庵主の所にも届くのである。

いまは幸いTVの只見システムがあってそれで見ちゃったのである、三田灯を。
そのシステムというのは、外国の映像サービス会社が放送を録画したものを只で配信している
ものであるが、それってひょっとして日本の著作権法に抵触する行為なのではないのか。
その画像を見るということは著作権法犯の共犯関係に当たるのではないかとビクビクもの。

放送というのは、文字通り「送りっ放し」の商品だからその先はどうなろうと責任をもてない
というのが放送人の言い分だから、それをどう使おうと勝手なのだろう、と取ることにしよう。
「家政婦のミタ」は、登場人物がどれも自分がいることで他人を不幸にしているのではないか
と苦しんでいる人だというドラマで、それは今の日本人の病気のことを言っているのである。

自分のことは自分で決めていいのだよ、と言っているのである。他人の言葉に惑わされずに。
いや、自分のことは自分で決めるものだよ、と励ましてくれるのである。アメリカに頼らずに。
そのアメリカと喧嘩したのが山本五十六である。否、今その人気がないのはその正体がばれて
しまったからなのではないか。日本酒も三増酒の正体がばれて長く呻吟したものである。

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庵主の邪推であるが、山本五十六は、というより海軍は先の戦争の時に、アメリカと裏で
繋がっていたのではないかと思っている。アメリカのために戦っていた人なのである。
そうでないと、海軍がいくつかの会戦において、負けるように、負けるようにと行動していた
理由がつかないからである。そんな奴の映画を金出して見る気がしないというわけである。

映画の「男たちの大和」はその逆で、沈められた戦艦大和はそういう奴らにいじめられた人達
の象徴なのである。だから、日本人は、といっても庵主のことであるが、大和に同化できるから
よく泣けるのである。果たして、今度の映画「山本五十六」は人の心をつかめるものか。
お酒も映画も呑んでみないと評価はできないが、「山本五十六」に今庵主は心が動かない。

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映画のタイトルは長い。「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」
さらに「ISOROKU」というキャッチまで付いているのである。締めて32文字。
まるで、新聞のTV番組欄にあるタイトルみたいである。ネットで映画の評判を読んでみたが、
見るまでもなさそうである。米国が仕掛けてきた戦争だという真実には触れていないだろう。

細かい知識があるわけじゃない19歳若造の感想として。
初めて映画を見て泣いた。
[庵主独白:どの場面で泣いたかを知りたいものだが]
すごく現代に通ずるものがあって、考えさせられたし、むしろ自分等世代が見るべき映画だと
思った。これから見に行く人は是非最後まで見て欲しい。』拠所。泣けるなら見てみるか。

by munojiya | 2012-01-02 00:29 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

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