人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2012-01-17 反神論者が神様になる瞬間

昔からある酒の肴は、神はいるかどうかという話題である。
酒の肴というのは、酔っぱらいの戯言のことである。
いつまでやっても結論がでない永遠の話題のことである。つまりどうでもいいことである。
幽霊はいるか、とか、UFOはあるか、とか、いったしょうもない話題もそれである。

そんなもの、どっちだっていいことなのである。
信じたい人は信じればいいし、信じたくない人は信じるまでもないことである。
どっちであっても、自分が現に生きていく分には関係ないことだからである。
神を信じる人は、それを信じない人は生きていくことができないとでも思っているのだろうか。

信じていなくても、十分生きていけるのである。罰〈ばち〉が当たるものでもないのである。
逆に、神を信じない人は、神を信じる人の存在はあり得ないことだとでも思っているのか。
現に、神を信じて生きている人が存在するのである。涼しい顔をして生きているではないか。
信じようと、信じまいと、生きていく分にはどうでもいいことだということである。

そういった容易に結論がでない論議で時間をつぶすことを酒の肴という。
だらだらと時間をつぶすのには最適な話題のことである。
お酒なら、純米酒だろうが、アル添酒であろうが、そんなことはどうでもいいのである。
どっちであろうと、呑んだ時にうまけりゃいい、というのが庵主の姿勢である。

-----

主題がはみ出してしまった。
神なんかいないという人が、自分が神様になってしまった話である。不在証明の否定である。
神は存在すると嘘を並べるような奴は殺してもいいのだと、自ら神の立場に立ってしまったの
である。『ならばそのような者を叩き殺すことに何の遠慮がいるだろう?』(典拠)と。

by munojiya | 2012-01-17 00:16 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya