人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2012-01-26 チュウハイ「道産素材」

「初心」と書いて、「しょしん」と読む。
同じ言葉を意訳して「うぶ」と読むことがある。
「北海道」は「ほっかいどう」と読むが、意訳すると「うまい」と読むのである。
東京では、北海道ブランドは、ズバリ「うまい」と同義語なのである。

たとえば、ケーキに北海道産の牛乳を使ったり、餡に北海道産の小豆が使われていると、
その商品は一ランク上のうまさとして待遇されるのである。
「北海道」という言葉は東京人の気持を「うまい」という認識に導く魔法の言葉なのである。
ほら、また、北海道産のうまいものを食べたくなってきたでしょう。

庶民の味方であるチューハイも北海道で造ると「道産素材」というネーミングになる。
うまさの秘密は、一に仁木ぶどうである。二に北海道はちみつである。
仁木産ぶどう(キャンベル種)をストレート果汁で「10%も」使ってるのである。
小樽にある北海道麦酒醸造株式会社が造っているのである。おいしそうなのである。

サントリーやキリンや宝や合同等の東京資本が造っているチューハイとは一味違うのである。
違うはずなのである。いや、違うにちがいない。違っていればうれしいなあ。
アルコール度数は4%と微妙である。葡萄の香りが豊かである。ただ残念なことは、庵主は
ファンタグレープの葡萄香料と「道産素材」の10%果汁の区別がつかないことなのである。
by munojiya | 2012-01-26 00:13 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya