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2012-01-27 東京のチューハイはセンスが売り

先だって、北海道のチューハイ「道産素材」をとりあげた。350ML缶で185円。
今度は、東京のチューハイである。
CGCブランドの「アルコール3%のおいしいお酒 紅茶サワー(レモンテイスト)」である。
CGCは販売会社だから、中身を造っているのは合同酒精である。

アルコール度数は文字通り3%である。
普通の麦酒が5%だから、アルコール分はやや控えめの味わい重視のチューハイである。
紅茶に炭酸を混ぜた飲料は、庵主にはさほどうまいとは思えないのだが、このチューハイは
存外うまいのである。350ML缶が88円だから試しに飲んでみたのである。

レモンテイストであるが、文字どおりテイスト程度に「果汁0.5%」とある。
香りは香料で決めているのだから、それは気休めの一滴である。
この手のチューハイは、アルコールに糖分をまぜた色付き炭酸水である。
紅茶の香りも香料だと思われるが、一応「紅茶エキス」が使われている。

これだけの香料と甘味料(果糖葡萄糖液糖)が使われていると、アルコール度数が3%では、
ただのジュースみたいな感覚で飲めるのである。口当たりがいいのである。
カラメル色素で色が付いている。酸味料も使われている。創作料理ならぬ創作チューハイだ。
東京のチューハイは“モダンな”感覚で楽しめるのである。軽快なリキュールなのである。
by munojiya | 2012-01-27 00:43 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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