2012-04-01 日曜日の広告
絵に描いたような幸福家族のことである。
それを一皮めくるとドラマが始まるのである。
紙に表と裏があるように、家族にも表と裏があるからである。
芝居心は何にでも必要なようである。
手品師とは、手品師の役を演じる人のことだという定義がある。
それは、手品師というお芝居の世界だというのである。それでないと手品は面白くない。
ソムリエはソムリエの役を演じきれる人のことをいうのと同じである。
家族もまた家族の役を演じることができないと幸せ家族は成り立たないのである。
なのに、地を出してしまうから、家族が崩壊するのである。裏を見てもしょうがないのだが。
役を演じることを気をつかうという。齢をとると芝居が面倒くさくなる。それを頑固と呼ぶ。
うまいお酒を呑むということはお芝居の時間から解放されることなのである。だからうまい。
「奥が深い」という言葉も奥が深いのである。
『> 生徒に自分の娘のような感情を抱いてしまった。 <
ってのは兵庫県教育委員会には通じる言い訳だったのか。
奥が深いな。』(145番)。