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2012-04-10 発泡酒がこんなにうまいなんて

キリンの「ゼロ」である。発泡酒である。350ML缶が138円である。
庵主は、発泡酒なんかうまくもなんともないと書いていたが、それは一昔前の話である。
いまはその上を行く、というかその下を行くと書くべきか、前代未聞の、いや新世紀的な
ビール風味の自称新ジャンル、庵主がいう通称本ビールの新製品が目白押しなのである。

発泡酒がそれらの格上の存在になってしまったのである。
庶民は大豆蛋白なんかから造ったビール風味アルコール飲料を飲んでいるのである。
今は、何世紀だ。21世紀である。進化とは貧乏からの脱出だったのではないのか。
ところが、ビール界はひたすら逆進化をめざしているのである。

久しぶりに発泡酒を飲んでみた。
それがキリンの「ゼロ」である。文字通り糖質をカットしたビールである。
キリンに「淡麗グリーン」という発泡酒があった。
最近のそれは飲んだことがないので、ずいぶん前の話である。

それが庵主には飲めなかった。当時、庵主が知っている一番まずいビールだった。
その売りが糖質カットだったか、糖分カットだったので、それ以来、その手のカット酒に
庵主は拒絶反応を起こすようになったのである。まずい酒という先入観になったのである。
ところが、「ゼロ」はうまかったのだ。本ビールを呑み続けたせいだろうと思うのだが。

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ところで、この発泡酒の商品名は何というのだろう。
「ゼロ」でいいのか。「キリンゼロ」なのか。あるいは「ゼロ〈生〉」か。
はたまた「キリンゼロ糖質0」が商品名なのか。
缶を見ただけではよく分からないのである。HPを見たら「キリンゼロ〈生〉」だった。

「淡麗グリーン」は、正しくは「淡麗グリーンラベル」だった。
品名を覚えられない商品なんか次にまた飲むわけがないのである。
「ほら、あれ、その、あれを下さい」では、買物ができないからである。
手に取った時が最初にして最後の出合いだということである。

by munojiya | 2012-04-10 01:05 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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