2012-06-28 放射能の常識
おっと、リンク先は映像なので、音が出るからクリックするときは心していただきたい。
その時代に、宇宙飛行士はバンアレン帯の放射能の影響を受けずに飛行できたのか。
本当はどこまで人体に有害なのかよく分かっていない放射能の怖がり方のことである。
アルコールという人体にとっては有害物質がある。
それを飲むことを酒と呼んでいる。
それがどの程度有害なのかということは人類には既知のことである。
短時間で大量に飲むと死ぬことがあることは分かっている。
だから利口な人はそういう飲み方をしないのである。
適量の摂取なら、体調や気分をよくする効果があることも分かっている。
適量ならば、連用しても体は耐えられるからである。
しかし、それが長期に渡り、その量が限界に近い場合は結果的に体を壊すことになる。
アルコールに関してはそれが常識である。
その常識から外れた飲み方をすると、身を滅ぼすことになることもあるということである。
さて、人体は放射能にどこまで耐えられるのか。目下、人体実験中なのである。
でも、恐怖と隣り合わせの技術の進歩を進化といえるのだろうか。劣化と呼ぶべきではないか。
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その映像によると、アメリカは、バンアレン帯に穴を開けるために1962年以降メガトン級
の核爆発を何度かやっているという。
そんな事を、庵主は聞いていないのである。またアメリカは二十数万人に放射能を浴びせて
そのデーターを取っているという。
アメリカ人の被曝者数は、日本の被曝者の数を上回っているのではないか。
すなわち、日本は世界で唯一の被爆(爆弾での被爆)国家ではあるが、
被曝者数で言えばアメリカの方が本当の被曝国なのである。
もっとも今度の福一で、日本は被曝者数世界一の地位を取り戻したのである。
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“月面”で撮影された宇宙飛行士のヘルメットのバイザー(光よけ)に、照明の反射が写って
いるという。その映像の最後には「この映像はレプレカです」とのクレジットがあるのだろう。
放射能対策がなされていないカメラで撮った写真のフィルムに放射能の影響が全然見受けられ
ないという。それは後からコンピューターで補正して見やすくしたのだろう、としておこう。
こういうのが分かりやすいが、手品の種明かしを知っても大して嬉しくないのである。
この映像もまた本当の事をいっているかどうか、庵主には確かめようがないからである。
その点、お酒は現物に当たってその評判を自分で確かめることができるからいいのである。
耳目にはいってくる雑多な情報は面白いかそうでないかで取捨選択するしかないのである。