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2012-07-01 お酒は絵に通じる

「芸人三昧〈げいにんざんまい〉」の公演「松元ヒロ ソロライブVol.6」を見てきた。
見てきたと書くよりも、おもいっきり笑ってきたと書いたほうが正しい。
松元ヒロが舞台に登場した瞬間から最後の天気予報まで場内は笑いが絶えなかった。
1時間半の公演予定だったのに、勢いがとまらず2時間を越える熱演だった。

その松元ヒロが今回取り上げたのが「奇跡の画家」石井一男〈いしい・かずお〉である。
一枚の絵に出合って、それを見て感動のあまり涙を流した人は少なくはないだろう。
庵主もその経験があるから、多分そういう人は少なくないだろうと推量するのである。
しかし、一枚の絵でこれだけ笑わせてくれる経験をした人は少ないはずである。

勿論石井画伯の絵を笑うのではなく、その絵とヒロさんの出合いの話で笑わせられたのである。
じゃ、その石井画伯が描いた絵はどんなものなのか。言葉では表現できないのである。
絵と、匂いと、お酒の味わいは言葉では表現できない。経験するしかないのである。
しかし、絵に関しては、その図柄はネットで見ることができる。

それがどういう絵なのかというこ
とはそれを実際に見た人が教えてくれる。
その中に石井一男画伯の言葉(欄外)があるが、それはまたお酒もそういえる言葉なのである。
お酒と絵は通じるものがあると庵主は思っているが、画家も同じように思っているのである。
「一滴一瞬のいのち」である。「いま、呑まねば」である。「ぼんやりと」である。

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一滴一瞬のいのち。
もっと緊迫感をもって、
いま 描かねば。
そう 思いつつ、
ぼんやりと、
どこからか 呼んでくれるものを、
待っている。

石井一男
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by munojiya | 2012-07-01 00:01 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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