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2012-07-07 知は好きに敵わず、好きは楽酒に及ばない

庵主の記憶だから、曖昧であるが、大意はこうである。
「お酒を知る人は、お酒を好きな人にはかなわない。
お酒が好きな人も、お酒を楽しむ人には及ばない」
だから、お酒は楽しく呑みましょうというのである。

ある酒販店の店内に貼ってあったその店主の口上である。
さすがに酒販店である。要するに、まずは、お酒を買って呑みましょうというわけである。
うまいとか、まずいとか、御託を並べずにお酒を楽しみましょうというのである。
呑まないことはには楽しめない。

お酒は楽しく呑むものであるという結論は、庵主と同じである。。
お酒は、本を読んだり、カタログを見て知っただけではつまらないよというわけである。
呑むことを好きにならなきゃ、お酒の楽しさは分からないよということである。
庵主は、お酒のうまさとは共振なのだと思っている。

肉体(知性)とは、一つの波長なのだという仮説に基づくのである。
病気(悩み)とは、その波長が乱れることだと見る。
うまいお酒はその乱調を綺麗な波長に戻してくれるから気持ちがいいのである。
体の波長とお酒の波長が共振したときに幸福感を感じるのである。無心の境地である。

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実は、お酒は能書も楽しいのである。この「むの字屋」はそれなのである。

by munojiya | 2012-07-07 01:33 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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