2012-07-19 つい飲みたくなる「3冷」
冷したジョッキに
冷した甲類焼酎、
そして冷したホッピーの瓶、オーダーするとこの3冷がボンと来ます。
ホッピーだけ自分で注ぐのが主流です。
グラスの大きさや氷の有無で変わりますが(氷なしで呑むのが通とされ、それをメーカーも
ススめております)、だいたい一瓶で二杯分になります。呑み干してしまうと「中身」追加と
焼酎だけ入れてもらいます。それに残ったホッピーを注ぐのです。』(典拠)
ホッピーを知らない人がいるかもしれない。
特殊需要だからである。つい最近まで、バーではあれだけ使われているトニックウォーター
が容易に手に入らなかったものである。近所の酒屋に売っていなかった。
ホッピーもそれに近かった。ホッピーの多くは、甲類焼酎を割って飲む時に使われる。
その正体は、アルコール分0.8%のいわゆるノンアルコールビールである。
アルコール分1%未満の飲料は酒とは呼ばないから炭酸飲料ということになる。
庵主は、甲類焼酎を好んでは飲まないから、ホッピーも横目で見るだけであるが、
甲類焼酎が好きな人にとっては、ホッピーは頼もしい助っ人なのである。