2012-07-31 たかが2000台、されど2000台
『たかが2000台。
されど2000台になるかもねー』(典拠31番)。
「たかが、されど」はこういう使い方もできるのかと感心したのである。
「うってかわって」という言葉を使って短文を作りなさいといわれて
「友人は覚醒剤をうってかわってしまった」と答えたという笑い話がある。
話変わって、それをアートネーチャーと呼ぶことがある。アデランスでも同じである。
「ニューヘアー」と称するところもあった。「ヘアコンタクト」はいいネーミングだと思う。
で、それを装着(でいいのかな)される部分は何と呼ぶか、である。
標準語はHAGA〈エッチエージーエー〉であるが、それをソフトに呼ぶ言葉である。
日本語で「禿」と書いたら、ソフトバンクの孫正義社長をいう。
太閤を秀吉が、黄門を光圀が独占してしまったように禿は孫社長が独占してしまった。
ならば、そういう部分を「ソフト」と呼べば、文字通りソフトかもしれない。
「ソフトな部分にフィットするクールな印象のヘアコンタクトです」といった具合である。
「たかがソフト、されどソフト」とは言えないのが「ソフト」の微妙〈いんび〉なところである。
お酒で「たかがお酒、されどお酒」という人はいない。うまいお酒は至福〈めいろう〉だから。