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2012-09-04 その死が祝福される人

なにかと評判がよくない統一教会の教祖が亡くなったという。2012年9月3日聖和。
庵主は、その人を教祖だと思っていたが、その地位は「総裁」らしい。 ●魚拓
統一教会はキリスト教系の宗団だから、教祖はキリストになるのか。
文鮮明はその教団を主宰する総裁だというわけである。

キリスト教では、信者(宗団の主宰者を信者と呼んでいいのかためらうが)が亡くなったら
祝福するものらしい。いや、それは朝鮮系の宗教だけに見られる奇風なのかもしれない。
ネットでは「おめでとうございます」という反応が見られるのである。
晴れて天に召されたわけだから、「おめでとう」とその死を喜ぶのかもしれない。

宗教人の発想は庵主にはよく分からないのである。
仏教であっても、朝鮮系宗団とされている創価学会は人の死には祝電を打つのだというから、
朝鮮では死は天に帰るということで祝福の行事になっているのかもしれない。
グーグルで「文鮮明 死亡」と検索したら、最初の記事が「超朗報」だったのである。 ●魚拓

良かった、良かったというわけなのだろうか。死人に口なしになって。
日本の葬式では、通夜に参列するとお酒の振る舞いがある。
韓国のキリスト教の場合も、お清めの酒が出てくるのだろうか。韓国人の風習を知らない。
キリスト教だからワインか。韓国だからマッコリかもしれない。異教徒の風習を知らない。

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異教徒の死は邪教を信じた天罰だろうから、関わることもないので知る由もないのである。
信心は、そういった偏頗〈へんぱ〉な考えを植えつけるから品がよくないということである。
それにしても、オウム真理教の麻原とか、この統一教会の文とかを何と呼べばいいのか。
麻原は死刑囚だから、また文は故人だから、いずれも敬称略ということで一貫させておく。

犯罪者に敬称を付ける馬鹿はいないだろうが。
あのヒトラーもたしか「総裁」だったなぁと思い出したのである。ヒトラーは総統か。
国鉄や日銀もそのトップは総裁だから、大きな仕事をする組織のトップのことをいうのだ、と
いうことにしておこう。

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日蓮正宗といっても酒銘ではない。温和な日本仏教の中では毒の強い宗派である。
行動力がある宗派だから、過激なことをやる人に日蓮宗の信者が多い。信心の奴隷ともいう。
庵主の宗旨は、「日本酒正宗」といったところか。日々良い良い(酔い酔い)である。
こっちはただの酔いどれいである。醒めれば元に戻る。信心を人に押しつけることはしない。

by munojiya | 2012-09-04 00:08 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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